ソフトブレーン 宋文洲氏メルマガにて紹介されました。(2010/12/28)



ソフトブレーン 宋文洲氏のメルマガにて、弊社乐动体育官网入口が紹介されました。
また、コラムの連載もスタートしました。


1.論長論短 No.131

起業万歳!
宋 文洲   

「スカウトした経営幹部が不正したり、派閥を作ったりして私を追い出そうとした。たまたまその幹部と同じネクタイをしていたら、彼がそのネクタイを外 して床に捨てて踏ん付けた」。この話を似鳥さんから聞いた時、私は目頭が熱くなりました。起業当初、似た経験をたくさんしたからです。

今、「お値段以上」のニトリを知らない人は少ないほどですが、そのニトリの社長の似鳥さんが十年前まではただの地方の中小企業のおじさんに見え、頭を下げてスカウトしてきた大手の元幹部に馬鹿にされ、舐められていました。

この企業はいま年間500億弱の経常利益を出していると思えば、国などに納める税金はたぶん200億円に上るでしょう。お客さん、従業員や関連産業が受ける恩恵を考えれば、この企業が作り出す社会的効果は膨大なものになります。

リスクと戦い、弱気と戦い、自分と戦い、運命と戦う。それが起業家の生き様です。彼らは寝る時も枕元にペンとメモ用紙をおき、裸でシャワールームから飛び出し、一つの閃きも一人の人脈も見逃さない熱意と真剣さで企業を育てる のです。

失われた二十年と言いながら、この日本は未だに世界二位のGDPを有し、皆豊 かな生活を営んでいます。勤勉の国民性というのですが、北朝鮮の国民も大変 勤勉なのです。日本がこれまで豊かになれたのはまぎれもなく経済に励んでき たビジネスマンの皆さんのお陰であり、その中でも最も敬意を払うべきなのは 経済を豊かにしてきた起業家の皆さんです。

格差を過剰に強調し、社会主義的な悪平等思想に傾く現在こそ、起業家精神をもう一度思い出し、起業家を輩出するような社会環境を作り出必要があると 思います。政治家、マスコミ、教育など、他人のせいにしてもどうにもならな いのです。

起業家の誕生はこの世に一粒の種が落ちるようなものです。その種は落ちたところに根を下ろし、そこで生き延び、成長しながら自ら生きる環境を作り出すのです。その種は変化に強いのです。砂漠に放り込まれる種が砂漠のサボテン になり、山頂に放置される種が高山植物になるものです。

晩秋のある日、ある日本人若者が私の北京オフィスを訪ねてくれました。慶応出身でイケメンの二十代。決して日本に居て困るような立場ではない彼が北京で起業し成功の夢を追いかけているのです。

経営のことを雑談しながらランチしただけでしたが、なぜか自分の創業時のこ とを思い出し古い友に会った親近感を覚えました。知らない土地で慣れない言葉で異国の社員を使って利益も出す。これがどういう意味かをよく知っているからこそ、彼への敬意が心より湧きあがりました。

彼は今日から宋メールに寄稿を始める山本さんです。彼の話に「社会貢献」、 「国を良くする」などの綺麗ごとは一切ありません。しかし、彼のような人間が増えれば今日本が抱えている問題が一気に解決されます。

寒い北京の風にコートを靡かせながら徒歩で駅に向かう彼。その後姿を見送りながら私は思わずつぶやきました。「起業万歳!」


2. 北京口グラス山本達郎総経理の新連載コラム第1回

皆様、はじめまして。 北京ログラス広告有限公司の山本達郎と申します。最初に簡単に自己紹介をさせて頂きますと、2006年に北京にて会社を設立し、インターネット広告事業を行っています。主な業務は、ウェブサイト制作、SEO/SEM、中国EC(タオバオ) サポート業務等で、日本企業と中国企業にサービスを提供しております。

北京のとある会で講演をさせて頂いたのですが、翌月の会で宋さんがご講演されていて、その時に宋さんと初めてお会いしました。その次にお会いした時にメルマガのことを伺い、少々驚きましたが、せっかくの機会ですので、ぜひ皆様のお役に立てるようなことが書ければと思っております。全6回で、前半の3回で中国のEC及びインターネット市場のことについて、後半の3回で、起業や経営に関すること、日本と中国について思うこと等を書かせて頂ければと思い ます。

第1回 急発展する中国EC市場とその背景
山本 達郎   

2010年6月に「中国巨大ECサイト・タオバオの正体」という書籍を出版させて 頂いた。中国では、ここ数年間で、ネットショッピングが非常に盛り上がって きている。もともと、この本を書くきっかけの1つとなったのも、こうしたニ ュースが日本で、あまり報道されていないと思ったことも大きかった。ちょう ど6月に、タオバオとヤフージャパンの提携が発表され、メディアの注目も大 いに集めて、最近では名前も聞くようになってきたようにも思う。

タオバオとは、サイト内取引額が2009年で約3兆円、2010年の目標額が約6兆円、ユーザー数が2億人を越えるネットショッピングのサイトで、現在では中国C2C 市場の8割以上のシェアを占めている。このタオバオ内に、中国企業だけでなく、外資系企業や日系企業も出店をしており、ユニクロが月間1億円以上の売上を上げる等、成功を収める企業が出てきている。

もともと中国では、これまでネットショッピングはあまり発展していなかった。 というのも、ネット取引における信用が決定的に足りなかったためである。例えば、ネットでモノを購入し、お金を振込んでも、商品が送られてこない、送 られてきても壊れている、そういう状態では、誰もネットで買おうとは思わな いのは当然であろう。

こんな状況から、タオバオが発展して来たのには、主に4つの理由がある。
(1)支払い決済システムを作り、商品代金を一度預け、商品が無事届いたら、支払いが完了するという仕組みを取った。

(2)日本では、ショッピングカートに入れて購入をするが、タオバオでは問合 わせツールにチャットを用意した。チャットで店舗や店長の存在を確認したり、 在庫確認をする等、リアルタイムにコミュニケーションが取れることで安心感 を出した。

(3)出店費用、取引手数料が無料だった。ネット取引の信用が足りない状況で、なるべく多くの人が手軽に始められるようにと、出来る限り費用はかからない ようにした。

(4)信用評価制度を導入し、店舗と顧客がそれぞれを評価し、もしも悪いこと があれば、すぐに掲示板に書き込め、透明性が保たれるようにした。

こうして発展したタオバオで、企業はもちろん、個人でも成功を収める人が出 てきている。元手1万円未満から、夫婦2人でネットショップをスタートし、今や年商10億円となっているお店や、日本人の始めた店舗でも、月商1000万円以上に達しているお店も出てきている。

2010年に、中国が日本のGDPを追い抜いて、世界第2位の経済大国になる。日本の景気がなかなか上昇せず、国内市場の拡大があまり期待できない今、この急速に発展する隣国の市場と一緒に発展していくのは、一つの選択肢となりえるであろう。より多くの日本企業が中国で活躍し、日本経済が活性化するように、また雇用の創出に繋がるように、日本の元気が出るようにと願う。


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